容姿端麗6人組



ホテルに着いて、自分達の部屋に戻った。


私の部屋には、怜と舞がいる。

二人とも疲れきったように、ベッドにダイブした。


「ねー、つーちゃん。」

「ん?」


ベッドに俯せになりながら、私の方を見て怜が口を開く。


「蓮と付き合い始めたんだよね?」


いきなり、その話か。


「うん。」

「蓮の事、好きだったの?」

「どういう意味?」

「だから、つーちゃんは蓮の事をずっと好きだったの?」

「ああ、そういう事…。うーん、まあ。」


自分でも、ハッキリ好きだったって言えるのかわかんない。

今まで、蓮の事が好きだな。
って、思った事もなかったし。


「何その、あいまいな感じ!!」


舞が私の返答を聞いて、飛び起きた。


こういうのにも、うるさいからな…。
舞のヤツ。