目の前にいきなりでてきた青い火の玉。 まあ、本物じゃねえから。 「つかさ?大丈夫だよ。偽者だし…」 「だとしても、怖いのっ!馬鹿っっ」 涙目になって、俺を上目遣いで見つめてくる。 「ほら、行こう?」 「ん゙…、うん…」 つかさはその後もキャーキャー言いながら、俺にしがみついた。 「つかさ…、大丈夫か??」 「大丈夫じゃないっ!!」 つかさは、俺の腕にしがみつく。 いつもは強がってて、クールなつかさの意外な一面。 それが可愛くて、仕方なかった。