「上へどうぞっ。部屋、用意しといたから。」
私達は階段を上がっていった。
階段のちょうど上には、大きなシャンデリアが吊られている。
2階は、左に5部屋、右に3部屋。
いつ見ても、豪華な家ー
奥の部屋から奏とさっきの女の子・夏希ちゃんって子がでてきた。
夏希ちゃんは私達がいるのに気付くと、走ってつかさの前にきた。
「つかささん、さっきはすみませんでしたっ/////お客様が来るって事、すっかり忘れてて…////」
「過ぎたことは気にしない。次に気を付ければ、良いよ。」
「で、でも…あんな姿で……/////」
「仕方ないよ。奏が忘れてたぐらいなんだからね。あと、これら泊まるけど…、気楽にしてていいから。」
「あっ、じゃあ。私達出ていった方が、いいんじゃないですか?お邪魔に……」
「平気だって。奏のアパートだと汚いし狭いし、そんな所に夏希を泊まらせない。姉としての責任。」