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1時間目が終わり、10分休みになった。
「優衣!」
「何?」
「今日の昼休み相談があるだけど……いい?」
今日の昼休みに優衣に矢口先生のことを聞こうと思った。
「いいよ。私でよければ」
「うん!ありがとう!!」
《ガラッ》
「おーい席に着け!」
あっ!矢口先生だ。
「日直―号令!」
「きおつけ―礼!」
「お願いします」
あ―絶対彼女いるな―。
顔を見て改めて思った。
ズキッ
なんだこの痛み。
胸に刺さるような感じ。
「え―今日は自己紹介をしたいと思います!え―まず俺が自己紹介したいと思います。僕の名前は矢口秋斗です。え――僕に関して質問がある人!」
みんなが次々と手を挙げた。
「んじゃー君!」
まだ先生は名前を覚えてなくて指を指した。
萌じゃん!
「先生は彼女いますか?」
いきなりそれか―い!
