「今まで通りに叶音を攻撃して苦しめる。倖せになんてさせないわ。」 煌は、“何も”言えず屋上を出た。 「煌…愛してる。だから…誰とも一緒には、させないから。」 留美は、狂ったように笑った。 「椿さん…今、救急車を呼んだわ。待ってね。」 保健医は、叶音に寄り添い優しく言った。 「先生っ!!叶音は…」 「相模くん!何処に居たのっ!!」 保健医に言われて煌は、苦笑した。 「先生…叶音は?どうなんですか?」 「今、救急車を呼んだところよ。」 保健医は、言った。