「“なんだ”? どんないい事があった?」 しつこく聞いて来る。 「“何も”ありません!」 「さぁ、来い!」 ガシャーンッ!! お皿が割れる。 叶音は、お皿を気にしたが 男の部屋へと連れ込まれた。 「やめて下さい。」 「黙れ!答えるまで止めないからな!」 叶音は、抵抗しなかった。 煌の事は、絶対言いたくなかった。 「強情だな。まぁ…いい。今夜も楽しませてもらうからな。」 男は、また叶音を抱く。 叶音は、黙ってソレを受けていた。