目を閉じて夢におちて あなたと出逢って 手を取って二人で 月がてらす二人の倖せを 明日もあなたを スキなるかならず 「なんだって?」 煌は、絶対の信頼を戍に向ける叶音の姿にショックを受けた。 「そう言う事。」 戍は、言って煌を見ていきた。そう…明かに敵意に満ちた瞳で……。 「叶音…話せないか?」 煌が優しく聞く。 戍は、立ち上がる。 「叶音ちゃん、また後で来るからゆっくり話して。」 「待って、戍くん!」 叶音は、戍のブレザーを引っ張る。