「留美、何を仕掛けた?」 屋上で戍は、留美に聞いた。 「戍、あなたの出番よ。」 「“出番”?」 留美は、にっこり笑った。 「今、襲わせてるの。だから、叶音を戍が助けに行くのよ。煌から離すチャンスだわ。」 「俺が助けに?」 「そうよ。嫌?」 留美に聞かれ戍は、首を振った。 「留美…俺が助けてやる。」 「ありがとう、頼むわね。」 留美は、優しく言って戍にキスした。 「叶音…。」 煌は、息を切らせながら叶音を探していた。