「椿っ、起きてたのか?」 煌は、びっくりしていた。 「相模くんが連れて来てくれたの?」 「あぁ…。」 「ありがとう。」 叶音は、にっこり笑って言った。 「大丈夫?」 「大丈夫。もう、教室に戻って。」 「…椿……“何が”あった?」 煌は、叶音に聞いた。 「“何も”。」 叶音は、静かに答えた。 煌は、それ以上聞けなかった。 「じゃあ、俺教室戻るからゆっくり休めよ。」 「ありがとう。」 煌は、保健室から出て行った。