煌は、首を傾げる。 「煌くん、君と叶音の子どもだよ。可愛いだろう。」 利久に抱かれた赤ちゃんは、ニコニコしている。 「君は、吹雪の夜叶音に教会で逢った。そうだろう?」 煌は、泪を流す。 「コレを…」 利久は、手紙を渡す。 「叶音から君にだ。」 煌は、手紙を読み始めた。 ―『煌へ この手紙を読んでいる 頃…私は、残念ながら居 ない。 哀しいけど…それが現 実。 あなたに内緒で勝 手に子どもを産んでごめ んなさい。