「叶音、何してる?」 「あの子の為の準備。伯父さんも手伝って。」 叶音は、言って利久にネットカタログを見せる。 「解ったよ。」 利久も結局手伝うハメになった。 「アンギャァァァッ!!」 「…イイ子……静かにして…」 叶音は、言いながら気を失った。 「叶音、ちゃんと面倒見なきゃダメだろ。」 利久は、部屋に入った。 「叶音っ、叶音っ!!」 利久は、ベッドに倒れている叶音を抱き起こす。 「叶音、ほら…大丈夫だ。今、せんせいを呼ぶ。」