教室に居る全ての生徒たちが言葉に興味を惹かれていた。 「みんなーこいつが俺たちと一緒に居られないのは…」 「やめてっ!!」 叶音は、ようやく叫んだ。 「椿、“やめて下さい”だろ?」 男子は、ニヤニヤ笑って言う。 叶音は、真っ青だった。 「叶音…いいから保健室行こう。」 麻央は、言って叶音の手を引いて教室をでた。 「叶音…よく頑張ったね。」 麻央は、言って叶音の背中を撫でた。 叶音は、目の前が真っ暗になって床に倒れた。 「叶音っ!!」 「椿っ!!」