「叶音、顔色悪いな?」 「大丈夫。」 叶音は、軽く答えた。 晴は、心配でならなかった。 病魔は、刻一刻と叶音の身体を蝕んでいた。 「っ………」 ガタッーンッ!! 「叶音っ!!」 晴は、直ぐに利久を呼んで病院に運んだ。 「「はっ?」」 「ですから病魔の進行は、今のところありません。」 医師からの安心の一言。しかし…倒れた理由が解らず二人は、首を傾げる。 どんな未来が待っていても……明日もあなたをスキになる。