「やめなさいってば!」
麻央は、止める。
「どーせバレるなら早い方がいいだろう…なぁ、椿?」
叶音の顔がみるみるうちに悪くなっていく。
「うん…聞きたいなぁ、俺。」
戍の死刑宣告のような言葉に気を失いそうだった。叶音は、ぐったりしてきた。
「じゃあ…みんなに教えよう。こいつは、俺たちと一緒に勉強できる立場なんかじゃないって言う理由を。」
叶音は、身を小さくして耳を塞いだ。
神様…私は、生きていていいでしょうか?
あの雨の日…終れば良かったのでは、無いですか?
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