叶音への告知は、されておらずただの『頭痛』だと…思っている。 「東さん…困ります。大事な姪子さんをいくら本人の希望と言えども教会に置くなんて…」 神父は、断り続けた。 しかし…利久は、全ての説明を神父にした。 「解りました。本人の気が済むまで置きましょう。」 「ありがとうございます。」 こうして叶音は、一人未来を見つめる日々が始まる。 命を失うと知らずに…… 侵されて行く身体… 何も知らず 神をスキでは、ないのに その道に足を浸けてみる