「病院に行こう。」 利久は、叶音を抱き上げて教会を出る。 「どうしました、」 「神父さん、病院に連れて行きます。様子がおかしいので。」 利久は、入り口近くの花壇の手入れをしている神父に言って叶音を車に乗せた。 「ご連絡ありがとうございました。」 「いや…気をつけて行って来てください。」 神父は、利久に言って見送った。 「付き添いの方、どうぞ。」 看護師に呼ばれて担当医の診察室に入る。 「おはようございます。姪は、どうなんでしょうか?」