「行って来ます、伯父さん。」 「あぁ…気をつけて行っておいで。」 利久は、言って叶音を抱きしめた。叶音は、泣きそうな心を押さえて喫茶店に向かった。 「これで…最後。」 叶音は、囁いて喫茶店に入った。 「叶音さん。」 「こんにちは。こちらです。」 叶音が琳に案内された席に着くと煌が座っていた。 「じゃあ…私は、これで。」 琳は、二人を残して喫茶店を出て行った。 「座ったら。」 言われて叶音は、座った。 泪が溢れそうだった。