「率直に言うよ。」 「はい。」 叶音は、覚悟を決めた。 「君と煌が付き合ってイケない理由は、君が加害者の娘で煌が被害者の息子と言う最大の理由があったんです。」 琳の言葉が遠くで聞こえた気がした。 「叶音さん…別れてくれますね?」 琳は、優しく聞いた。 「私の…母が、煌のお父さんを殺した?」 叶音は、気を失いそうだった。 「簡単に言うとそう言う事です。煌と私は、従兄弟です。しかし…煌の父親が刺殺され母親も出産後肥立ちと精神錯乱で亡くなりました。」