♪♪~♪~♪~♪♪~ 「【おかけになった電話は、電波の届かない所か電源が入っていない為かかりません。】」 「…煌……逢いたいよ。」 叶音は、ケータイを握りしめて泣いた。 「叶音…逢いたい……」 煌も電源を切ったケータイを握りしめて呟いた。 二人は、逢えず季節は、代わる。 叶音は、学校に行かず春を迎えようとしていた。 「叶音、学校辞める気なの?」 親友の二人がやって来て聞いてくる。 「辞めるわ…きっと。」 「叶音…」 早希は、悲しんだ。