「叶音ちゃん…こんな所に居たらダメよ。外の空気を吸わなくちゃ。」 伊織は、言って叶音の目を見つめる。 「…ふふふ……私の目の前で留美は、飛び降りたの。私…人殺しなのよ。」 叶音の心は、壊れ始めていた。 「叶音ちゃん…相模くんに逢って来ます。」 伊織は、言って出て行った。 「煌…私を捨てないわよね?あなたは、私を想ってくれるわよね。」 叶音は、呟いて再び眠りに落ちる。 「煌、何処に行くの?」 「えっ?」 煌は、出かける瞬間に母親に呼び止められた。