「【叶音…なんで電話に出てくれないんだ? 学校にもなんで来ない? 留美の事で責任感じてるのか? また…電話する。今度は、出てくれ。】」 煌からの電話がもう2週間続いていた。 学校に行けず屋根裏部屋に閉じこもっていた。 「叶音ちゃん…もう少し食べないと……。」 食事を出してくれる伊織が毎日毎回心配して声を掛けてくれる。 「…お養父さんたちは、私を見捨てたんですね。…警察に事情を聞かれる娘なんて一生一目に触れないようにしたいでしょうね。」 叶音は、小さく言って笑った。