「椿さん、気がつきましたか?」 優しい看護師の問い掛けに叶音は、ボーっとしながらも頷いた。 「もう少し休むといいわ。」 「あの…留美……留美は?」 また閉じそうな瞼を頑張って開けながら叶音は、一言聞いた。 「彼女は、残念だけど亡くなったわ。即死だったそうよ。」 「っ……」 叶音は、泪を流した。 「さぁ、もう少し眠って。」 看護師は、言って部屋を出て行った。 「ふっ…うぅ…… (留美……)」 叶音は、泣きながら眠りに落ちる。