「力を抜かないと辛いよ。」 「いっやぁぁぁっ!!」 叶音は、無理矢理貫かれて気を失う。 「【叶音ー!!】」 煌が最後の叫び声を上げた瞬間に留美は、電話を切った。 「【留美っ、おいっ!!】」 煌は、ケータイを握りしめて留美の家に向かった。 「戍、終わったら電話して。夜までお姉ちゃん帰らないから。」 「解った。」 留美は、煌が居るであろう自宅に戻った。 「叶音ちゃん…君が悪いんだよ。留美を泣かせるから…」 戍は、気を失う叶音に囁いた。 堕とされていく…