まずは、ここまで読んでいただきありがとうございます。
今作は恋愛でありながらも、人物の成長記をテーマに書きあげました。
恋愛要素を求められた方には少々物足りない、なんてこともあったかもしれません。
主人公、セリナの成長ということで一人称主軸で書いてましたが、
書きあげた今、「もう一人称はいやだ~」ということ。
本人の心情を追っていくのは楽だったけど、それ以外の場面を書こうとなるとどうしても三人称の方が書きやすい。
途中、セリナが退場した部分もありましたが…。
秘玉シリーズ三作目としては、これまでの設定の斜め上をいくものにしたいと思い、
皇太子=女
秘玉の主=男
という方向にしようというのは最初から決めてました。
でもやはり、秘玉は遠のく道を進んでしまい、ダメだったなーなんて思ってもいますが、一応、三部作書きあげることが出来て何よりです。
これにて、秘玉シリーズ三部作終了させていただきます。
……と思ってましたが。
すでにサイトの方を見られている方はご存じかもしれませんが、4作目も書くことにしました!!
いろいろ思うことがあり、結局4作にしました。これでホントの最後にしようと思います。
これまで一貫して何かしらの繋がりのある3作でしたが、4作目の方は本当に繋がりはありません。
時代設定、背景を申すならば、シロラーナ誕生の時代。建国していくところです。
セリナたちの時代から600年ほど前になります。
いろいろ謎のようだった秘玉について、女神たちとその真実を紐解いてくといったかんじでしょうか。
そしてこちらですが、やはり恋愛になるのか、ファンタジー一色になるのかまだ分かりません。
なのでもしかすると、野いちごさんの方には連載しない、かもしれません。
とりあえず、すぐ連載には行きませんので、情報を見たい方は、サイトHPの方を覗いてみて下さい。
長々と呟いてきましたが、これにて終了させていただきます。
ありがとうございました。
12.10.08 雛谷 小夜