ゆらゆらと漂う、あなた・・・
「あっ、黄色のちょうちょう」
浬が、手を伸ばすとその指先に
蝶々はとまった。
・・・どうせ、あなたは
いつものように
消えてしまうんでしょう。
庵がいなくなる事を
知らせる為に
私の前に現われて
そして
彼と共に消えて行く・・・
あなたは、イオリの分身?
もう、知らせてくれなくても
いいよ。
彼は、既に、ここにいない。
もう、ここへは戻ってこない。
もう、あなたに会うのも
これで最後だね。
さあ、消えていいよ。
早く、消えて。
消えて・・・・・・
私なら、大丈夫だから。
「あっ、黄色のちょうちょう」
浬が、手を伸ばすとその指先に
蝶々はとまった。
・・・どうせ、あなたは
いつものように
消えてしまうんでしょう。
庵がいなくなる事を
知らせる為に
私の前に現われて
そして
彼と共に消えて行く・・・
あなたは、イオリの分身?
もう、知らせてくれなくても
いいよ。
彼は、既に、ここにいない。
もう、ここへは戻ってこない。
もう、あなたに会うのも
これで最後だね。
さあ、消えていいよ。
早く、消えて。
消えて・・・・・・
私なら、大丈夫だから。


