「モエちゃん?大きくなったね
おトイレは、あそこだよ」
「ママ、付いて来て」
更紗は、菫に赤ちゃんを預けて
娘に付いて行く。
赤ちゃんを上手に抱く菫の傍に
庵は近寄り、赤ちゃんの頬に
指先で触れた。
「かわいいな
カイリも
こんなだったの?」
「うん、こんなだったよ
抱っこしてみる?」
庵は、緊張する腕で
赤ちゃんを抱く。
「小さくて、こわい」
微笑み合う二人・・・
「あっ、16時頃に腹が減って
皆で弁当食べたけど
流石に、食べきれなくて
少しだけ残ってる
ごめんな・・・
おにぎり、うまかった」
「本当、良かった」
私達は、数時間前に起こった
出来事に一度も触れる事は無い
まるで
何も無かったかのように・・・
おトイレは、あそこだよ」
「ママ、付いて来て」
更紗は、菫に赤ちゃんを預けて
娘に付いて行く。
赤ちゃんを上手に抱く菫の傍に
庵は近寄り、赤ちゃんの頬に
指先で触れた。
「かわいいな
カイリも
こんなだったの?」
「うん、こんなだったよ
抱っこしてみる?」
庵は、緊張する腕で
赤ちゃんを抱く。
「小さくて、こわい」
微笑み合う二人・・・
「あっ、16時頃に腹が減って
皆で弁当食べたけど
流石に、食べきれなくて
少しだけ残ってる
ごめんな・・・
おにぎり、うまかった」
「本当、良かった」
私達は、数時間前に起こった
出来事に一度も触れる事は無い
まるで
何も無かったかのように・・・


