それぞれの心に
同じ時を刻んで行く。
彼女を愛していた庵ごと
私は、貴方を愛している。
浬が学校から戻る前に、菫と
朱莉の二人は夕食の買い物に
出かけた。
「スミレちゃん、聞いて・・・
私はもう、イオリを
愛していない
今日、彼に会って、それが
分かったの、だから
どうか心配しないで」
「シュリさん、私は何も心配
していません
あなたが、お父さんを心から
愛している事
私は、知っているもの」
朱莉と菫は、微笑み合う。
庵が刑務所に入り、逢う事が
できなくて辛い日々を送る
菫の寂しい思いを近くに居て
一番に理解してくれた人は朱莉
菫は、朱莉に
心から感謝している。
二人が戻るまでの間、この
静かな部屋に親子水入らず
何を話せばいいものか・・・
静かな時が流れた。
同じ時を刻んで行く。
彼女を愛していた庵ごと
私は、貴方を愛している。
浬が学校から戻る前に、菫と
朱莉の二人は夕食の買い物に
出かけた。
「スミレちゃん、聞いて・・・
私はもう、イオリを
愛していない
今日、彼に会って、それが
分かったの、だから
どうか心配しないで」
「シュリさん、私は何も心配
していません
あなたが、お父さんを心から
愛している事
私は、知っているもの」
朱莉と菫は、微笑み合う。
庵が刑務所に入り、逢う事が
できなくて辛い日々を送る
菫の寂しい思いを近くに居て
一番に理解してくれた人は朱莉
菫は、朱莉に
心から感謝している。
二人が戻るまでの間、この
静かな部屋に親子水入らず
何を話せばいいものか・・・
静かな時が流れた。


