「うん
明日の夜にでも顔出すね
おやすみなさい」
「ミキちゃん、バイバイ」
「おやすみ
カイリ、早く寝ろよ
バイバイ」
鍵が見当たらない菫は一番奥の
部屋の前で鞄の中をゴソゴソ
探している。
「おかしいなぁ
さっきまでここに
あっ・・・」
上着のポケットに手を入れると
指に鍵が触れた。
その時、幹生の部屋の
ドアが開いた。
「ミキちゃん
帰って来ないと思った」
その声は、雪乃の声だった。
幹生の腕に抱きつき甘える
彼女は、いつもの雪乃からは
考えられない程に可愛らしくて
それが、彼にしか見せない
本当の雪乃の姿なのだろう
と、私は思った。
明日の夜にでも顔出すね
おやすみなさい」
「ミキちゃん、バイバイ」
「おやすみ
カイリ、早く寝ろよ
バイバイ」
鍵が見当たらない菫は一番奥の
部屋の前で鞄の中をゴソゴソ
探している。
「おかしいなぁ
さっきまでここに
あっ・・・」
上着のポケットに手を入れると
指に鍵が触れた。
その時、幹生の部屋の
ドアが開いた。
「ミキちゃん
帰って来ないと思った」
その声は、雪乃の声だった。
幹生の腕に抱きつき甘える
彼女は、いつもの雪乃からは
考えられない程に可愛らしくて
それが、彼にしか見せない
本当の雪乃の姿なのだろう
と、私は思った。


