「何も無かったって聞いたら
お腹空いちゃった
確か、シュリさんが・・・」
「すみれ」
「イオリも
お腹空いたでしょう?
何か、作るね」
菫は、急いでキッチンへと
向かう。
庵は、ジャケットを身に纏い
一度、深呼吸をした後
菫の元へ歩み寄り、冷蔵庫に
手をかけた
彼女に言う。
「すみれ、もう少しだけ
話をしよう」
「ええ、何?」
「俺は殺人を犯し、服役期間は
何年になるか分からない
俺が刑務所に入っている間
お前は、お前の思うように
生きてくれて構わない
俺との約束に縛られる事は
ない、俺の他に、好きな奴が
できたら迷わずにその胸に
飛び込んで幸せに・・・
すみれ、聞いてるのか?」
冷蔵庫の扉を開いたまま
菫は動かない。
「そんな話、聞きたくない」
お腹空いちゃった
確か、シュリさんが・・・」
「すみれ」
「イオリも
お腹空いたでしょう?
何か、作るね」
菫は、急いでキッチンへと
向かう。
庵は、ジャケットを身に纏い
一度、深呼吸をした後
菫の元へ歩み寄り、冷蔵庫に
手をかけた
彼女に言う。
「すみれ、もう少しだけ
話をしよう」
「ええ、何?」
「俺は殺人を犯し、服役期間は
何年になるか分からない
俺が刑務所に入っている間
お前は、お前の思うように
生きてくれて構わない
俺との約束に縛られる事は
ない、俺の他に、好きな奴が
できたら迷わずにその胸に
飛び込んで幸せに・・・
すみれ、聞いてるのか?」
冷蔵庫の扉を開いたまま
菫は動かない。
「そんな話、聞きたくない」


