飴色蝶 *Ⅱ*

イオリの赤ちゃんが

ここに・・・

その存在は

寂しくて、寂しくて
 
どうにかなってしまいそう
だった私の心を
 
嬉しさ、楽しさで

いっぱいに満たしてくれる。

こんなにも

穏やかな気持ちになれたのは

ここへ来て

初めてかもしれない。

この出来事を知れば

貴方はきっと
 
心から喜んでくれるはず。
 
早く、あなたに知らせたい。
  
早く、明日になればいいのに。