『貴方に抱かれるなら
名前なんて忘れられても
構わないよ
どんなに傷つけられても
構わない
私は、イオリがほしい』
巴の言葉を聞き驚いた要は
つい赤信号を見逃してしまい
急ブレーキを踏む。
「危ない」
車は、横断歩道ギリギリで
急停車する。
庵の腕に抱き留められた巴
彼女の瞳から落ちた涙の雫は
庵の腕に染み入る。
「その願いが叶ったなら
わたしは
あなたを諦められる」
そんなの嘘だよ。
彼女は、諦められる訳
・・・無い。
名前なんて忘れられても
構わないよ
どんなに傷つけられても
構わない
私は、イオリがほしい』
巴の言葉を聞き驚いた要は
つい赤信号を見逃してしまい
急ブレーキを踏む。
「危ない」
車は、横断歩道ギリギリで
急停車する。
庵の腕に抱き留められた巴
彼女の瞳から落ちた涙の雫は
庵の腕に染み入る。
「その願いが叶ったなら
わたしは
あなたを諦められる」
そんなの嘘だよ。
彼女は、諦められる訳
・・・無い。


