寒ぃ風が体中を包んで、ガチガチ体を震ゎせながら終業式の行ゎれる体育館に入った。




「ャバィ…リァルに寒ぃんですケド…」


「ぁっためてぁっためて〜」





ぁやが固まってると、ヒィちゃんがそぅ言ってぁやの体をさすってきた。




「摩擦療法(笑)」


「どんな療法ゃねん(笑)」


「ッてか体育館に暖房つけろょ!」




ぁやの隣で震ぇてぃるクミが言った。




「どんなリッチな公立ゃねん(笑)」


「私立でも体育館ゎさすがになぁ…ぁ〜でもどぅなんゃろぉ??」





寒さに震ぇながらそんな話しをしてぃたら、ぃつの間にか終業式が始まった。



ぁ…メール送らんとな…



ぁやゎ携帯を取り出してメールを作成した。


『マフラー忘れてたゃろ?持ってきたカラ、ぃつ渡せばいぃ?』



そして深呼吸して、送信ボタンを押した。





校長先生の話しが終ゎり、生活指導の先生の話しも終ゎり、終業式自体も終ゎり、生徒ゎゾロゾロと教室に帰って行った。





「プレゼント?」




ぁやの机の横にかけてぁる紙袋を見て、ミュキが聞ぃてきた。




「ぁ〜これゎ尾川くんの忘れ物☆」


「なぁ〜んやぁ!なんだかんだで会ぅかと思ったのにぃ〜」


「ぁあ…今日クリスマスゃったなぁ…」


「忘れんとぃて〜今日ィブゃし大事な日ゃしぃ(笑)」


「ぁやにゎ関係なぃも〜ん!」




そぅ言ってぁやゎ携帯をポケットから取り出した。