〜恋色〜



信号が赤になってて、チャリを止めた。


前にゎ同じく信号待ちをしてる野球部員。


チャリの前かごにぉっきなェナメルバックがぉいてぁった。


カバンゎかなり使い込んでぁった。



多分学年ゎ違ぅゃろぅけど、目とかぁっても気まずぃだけゃし…

そぅ思って下を向ぃた。






チリンチリンー…



音のするほぅに自然に目をゃった。




「ゃっぱりお前か。」



そこにゎ尾川くんがぃた。



「ぁッ…尾川くんゃったんゃ!ぁれッ?部活ゎぁ?」

「今日ゎ自主練ゃってん。」

「そぅゃったんゃぁー。」



そぅ言ってチャリをこぎだした。


「調子ゎどぅよ?」

「ぅーん…ボチボチ?」

「メンバーぃけそぅ?」

「それゎマヂ微妙ゃでッ」

「応援ぃくし、頑張って入ってゃぁー!!」


「ぅまぃヤツら多ぃからなぁー」

「ぢゃぁ上手くなればいぃゃん。」

「そんな簡単に上手くなれへんゎ(笑)」



制服で一緒に下校するんがぁやの中学カラの憧れゃった。

その憧れが今現実になってる。

しかも相手ゎ尾川くん。


周りにゎカップルに見えてるんかなぁ??