私の彼氏君

        ~第3話~

俺とは違って、物事をハッキリ言える君はかっこよくて、俺の憧れの人だった

でも笑った顔は、そこら辺の女子よりかも可愛くて、いつしか憧れの人から好きな人に変わっていた。


そんな君に、俺の想いを伝えたい
いつまでたっても、うじうじとあの子の事を見ていたって、今の自分が変わるはずがないって気づいたから


付き合えるなんて思ってない
ただ君が好きだって事は、ちゃんと伝えておきたかったから…………




「ずっ……ずっと君の事が好きでした

よかったら……俺と付き合って下さい!!」


目の前の君は、目を大きくして驚いてたけど
直ぐに俺の好きなあの笑顔に変わった



「いいよ
これから宜しくね……勇人!」





【伝えたい言葉】

少しの勇気が大きな幸せに──