会長とアタシ。

「黙っててもらうかわりに俺がお前の恋協力してやるなんていう
交換条件なんてどうだ?」

…私の鯉?

…濃い?

…来い?

恋ーーーΣ(°Д°)?!


「わッわ、私の好きな人知ってんの!?」


必死に会長の袖を揺さ振る

「ーーあぁ。
佐伯樹だろ?」


“ドキッ!!”


一気に顔が赤くなるのが
分かった
今の自分の顔は
きっとトマトみたいになってる

「なんで分かったの!
エスパー?!」

私の額からは冷や汗が流れる