「あっあのね アリスおねえちゃん返してほしいんだけど・・」
そういっておずおずと申し訳なさそうに出てきたのは真っ白な髪に頭にはウサ耳を生やし、タレ目気味の目はルビーのように紅く赤い燕尾服のような格好で腰に大きな懐中時計をぶら下げたとてもかわいらしい少年だった
「・・お前もしかしてさっきのでっかいウサギか?」
「え、わあぁぁっオオカミー!!!」
アルバがそういいながら少年を見下ろすと少年は垂れ下がっていた耳をピンッと垂直に立てて木の陰に隠れた
「アルバ! ダメじゃない 脅かしちゃ!!」
「え、オレ訊いただけ・・」
「まったく 見てなさい!!」
そういって木の陰に隠れた少年に歩み寄ってしゃがむとニコッと笑いかけた
そんなセロシアに少年の気が緩んだ瞬間ー
「少年、キミはさっきの白兎だったって言うのかい?」
コツン、と少年のおでこに当たったそれは紛れもないショットガンだった
「ほら 早く言わないと殺すわよー?」
「ふっふぇぇえぇ おねーちゃーんっ!!!」
とうとう泣き出してしまった白兎の少年はその場にうずくまってしまい、何も訊くことが出来なくなってしまった
そういっておずおずと申し訳なさそうに出てきたのは真っ白な髪に頭にはウサ耳を生やし、タレ目気味の目はルビーのように紅く赤い燕尾服のような格好で腰に大きな懐中時計をぶら下げたとてもかわいらしい少年だった
「・・お前もしかしてさっきのでっかいウサギか?」
「え、わあぁぁっオオカミー!!!」
アルバがそういいながら少年を見下ろすと少年は垂れ下がっていた耳をピンッと垂直に立てて木の陰に隠れた
「アルバ! ダメじゃない 脅かしちゃ!!」
「え、オレ訊いただけ・・」
「まったく 見てなさい!!」
そういって木の陰に隠れた少年に歩み寄ってしゃがむとニコッと笑いかけた
そんなセロシアに少年の気が緩んだ瞬間ー
「少年、キミはさっきの白兎だったって言うのかい?」
コツン、と少年のおでこに当たったそれは紛れもないショットガンだった
「ほら 早く言わないと殺すわよー?」
「ふっふぇぇえぇ おねーちゃーんっ!!!」
とうとう泣き出してしまった白兎の少年はその場にうずくまってしまい、何も訊くことが出来なくなってしまった


