頑張ってアルバを動かそうと試みていると不意に空が暗くなった
ー何? こんな時に雨でもくるの・・・
不審に思ったセロシアは見上げてみると思いもよらないものがあった
「・・何・・ 白い毛玉?」
そんなの降ってくるはずがない
あるとすれば目の前にいるあの大きなウサギか・・-
「って いないー!!?」
視線を上から戻すといるはずの場所にあのウサギはいなかった
だとすれば上にある毛玉がウサギと見て間違いないだろう
「ちょっとアルバ!! さっさと逃げないとウサギに押しつぶされるわよ!!!」
「・・オレなんか・・」ブツブツ。
聞いてねぇこのバカオオカミ!!!
迫り来るウサギに成す術もなく、セロシアは無我夢中でアルバの服の首元をつかむとあさっての方向に放り投げた
ー火事場の馬鹿力ってこういうこというのね・・
すがすがしそうにアルバが飛んでいったほうをみていると何か違和感があることに気づいた
「・・なんか忘れてるようなー・・ あ、もしかして私・・・・・・・・・・・」
逃げ遅れてる?
ー何? こんな時に雨でもくるの・・・
不審に思ったセロシアは見上げてみると思いもよらないものがあった
「・・何・・ 白い毛玉?」
そんなの降ってくるはずがない
あるとすれば目の前にいるあの大きなウサギか・・-
「って いないー!!?」
視線を上から戻すといるはずの場所にあのウサギはいなかった
だとすれば上にある毛玉がウサギと見て間違いないだろう
「ちょっとアルバ!! さっさと逃げないとウサギに押しつぶされるわよ!!!」
「・・オレなんか・・」ブツブツ。
聞いてねぇこのバカオオカミ!!!
迫り来るウサギに成す術もなく、セロシアは無我夢中でアルバの服の首元をつかむとあさっての方向に放り投げた
ー火事場の馬鹿力ってこういうこというのね・・
すがすがしそうにアルバが飛んでいったほうをみていると何か違和感があることに気づいた
「・・なんか忘れてるようなー・・ あ、もしかして私・・・・・・・・・・・」
逃げ遅れてる?


