不意に消えた点を眼を凝らして探していると後ろからカサッと何かが動く音がした
それに気づいたアルバは後ろを見てみるが特に何もなかった
ー気の・・せい、なのか・・?
「アルバ、何やってるの? 何かあった?」
どうやら先程の音はセロシアには聞こえていなかったらしく、不思議そうな顔をしながらたずねてきた
「いや、さっき後ろかr「みっつけたぁぁぁぁっ!!!!」」
アルバがセロシアのほうを向き直ると同時に後ろから何かが襲い掛かってきた
急いで後ろを見るとそこには真っ白な毛並みで象と同じくらいの大きなウサギのような獣がいた
「えっ・・えぇぇ!!? 何コレめちゃくちゃかわいいんですけど!!!」
「バッカそんなこといってる場合じゃねぇだろ 逃げるぞっ!!」
グイッとセロシアのトレードマークである赤い頭巾を引っ張りつつ逃げようとウサギと正反対の方向へ走り出そうと足を一歩踏み出そうとした瞬間
「だっめ 逃がさないんだーからっ☆」
そんな声と共にヒュンッと風を切る音をたてながら空からおおきな槍が降ってきた
あと一歩踏み出していれば確実に刺さっていたであろうアルバの足は固まったまま動かない
そんなアルバに不信感を覚えたセロシアはアルバの手から赤い頭巾を取って目の前に歩みよってみる
「おーい? アールーバー? 大丈夫ー?」
「・・オレもう無理・・・」
顔を真っ青にしながら答えるアルバは結構限界がきているようだった
ー・・コイツはホントにオオカミなのかしら・・・
それに気づいたアルバは後ろを見てみるが特に何もなかった
ー気の・・せい、なのか・・?
「アルバ、何やってるの? 何かあった?」
どうやら先程の音はセロシアには聞こえていなかったらしく、不思議そうな顔をしながらたずねてきた
「いや、さっき後ろかr「みっつけたぁぁぁぁっ!!!!」」
アルバがセロシアのほうを向き直ると同時に後ろから何かが襲い掛かってきた
急いで後ろを見るとそこには真っ白な毛並みで象と同じくらいの大きなウサギのような獣がいた
「えっ・・えぇぇ!!? 何コレめちゃくちゃかわいいんですけど!!!」
「バッカそんなこといってる場合じゃねぇだろ 逃げるぞっ!!」
グイッとセロシアのトレードマークである赤い頭巾を引っ張りつつ逃げようとウサギと正反対の方向へ走り出そうと足を一歩踏み出そうとした瞬間
「だっめ 逃がさないんだーからっ☆」
そんな声と共にヒュンッと風を切る音をたてながら空からおおきな槍が降ってきた
あと一歩踏み出していれば確実に刺さっていたであろうアルバの足は固まったまま動かない
そんなアルバに不信感を覚えたセロシアはアルバの手から赤い頭巾を取って目の前に歩みよってみる
「おーい? アールーバー? 大丈夫ー?」
「・・オレもう無理・・・」
顔を真っ青にしながら答えるアルバは結構限界がきているようだった
ー・・コイツはホントにオオカミなのかしら・・・


