破こうと必死にセロシアがアルバの手から奪おうとするのでそれを阻止しようとアルバもまた必死になる
「クスクス・・ じゃあコウシヨウカ」
青年がある賭けを持ちかけてきたのでピタッと止まった二人
「トリアエズ、その地図通りに行って白兎たちに会ってボクと闘って勝ったらその地図をオバアチャン家への地図に書き換えてアゲルヨ」
そう言う青年の目は笑っていなかった
手元にはキラリと光る何か。
それは紛れもない刃物
それに気づいたアルバは首を縦に振って青年の賭けに応じた
「分かった そのウサギに会えばいいんだな?」
「なっ 何言ってんのアルb「少し黙ってろ!!」」
セロシアが状況を掴めないらしく困惑した表情で訊いてくるが説明している暇などないので手で口を塞いだ
不服そうな顔をされたが緊迫した雰囲気なので構わず話を進めることにしたアルバは口を開いた
「お前、賭け忘れんじゃねーぞ!!!」
「分かってるよ・・ サァ、早くイキナヨ ボクは気が短いカラネ」
そういい残して青年はトンッと地面を蹴って高く跳んで森の中へと消えていった
「よっし、じゃあシロウサギってヤツを捜そうぜ」
そう言いつつ地図に目をやると点が二つずつ南と北に並んでいた
それに気づいたセロシアはボソッとつぶやいた
「・・コレ私たちがいるとこ・・?」
「え、あ ああ・・そう言われてみれば確かに」
ためしに動いてみると点は動いたほうへ動く
どうやら自分たちがいる場所を特定できているようだ
「じゃ、コレがシロウサさんたちがいるとこね」
そう言ってセロシアが指したとこは北の方角・・・のハズだった
「・・あれ 点ないぞ」
「え、さっきまであったのに・・?」
「クスクス・・ じゃあコウシヨウカ」
青年がある賭けを持ちかけてきたのでピタッと止まった二人
「トリアエズ、その地図通りに行って白兎たちに会ってボクと闘って勝ったらその地図をオバアチャン家への地図に書き換えてアゲルヨ」
そう言う青年の目は笑っていなかった
手元にはキラリと光る何か。
それは紛れもない刃物
それに気づいたアルバは首を縦に振って青年の賭けに応じた
「分かった そのウサギに会えばいいんだな?」
「なっ 何言ってんのアルb「少し黙ってろ!!」」
セロシアが状況を掴めないらしく困惑した表情で訊いてくるが説明している暇などないので手で口を塞いだ
不服そうな顔をされたが緊迫した雰囲気なので構わず話を進めることにしたアルバは口を開いた
「お前、賭け忘れんじゃねーぞ!!!」
「分かってるよ・・ サァ、早くイキナヨ ボクは気が短いカラネ」
そういい残して青年はトンッと地面を蹴って高く跳んで森の中へと消えていった
「よっし、じゃあシロウサギってヤツを捜そうぜ」
そう言いつつ地図に目をやると点が二つずつ南と北に並んでいた
それに気づいたセロシアはボソッとつぶやいた
「・・コレ私たちがいるとこ・・?」
「え、あ ああ・・そう言われてみれば確かに」
ためしに動いてみると点は動いたほうへ動く
どうやら自分たちがいる場所を特定できているようだ
「じゃ、コレがシロウサさんたちがいるとこね」
そう言ってセロシアが指したとこは北の方角・・・のハズだった
「・・あれ 点ないぞ」
「え、さっきまであったのに・・?」


