いまだにセロシアはじーっと毒リンゴを見つめているのでアルバはひょいっとそれを取り上げてかごにしまう
「あっ! ちょっとなにすんの!! おばあちゃんにあげようかまよってたのに」
「迷うなっ!! 見舞いのはまた明日になんか探せばいいだろ」
「・・それもそうね 死んだらいろいろめんどうだし」
「そこ嘘でも良いから悲しむとこだろ」
結局お腹が減っていたので熊の肉を食べることになり、先ほどと同じように枝に刺して炎の近くに並べていく
「で、さっきと同じように炭になる、と」
「ならねぇよ!!!」
パチパチッと火の粉がはじける音が響く
ーなんか・・・ おばあちゃんのお見舞い行くだけだったのに壮大な話しになってるなぁ
思い返せば
アルバを仲間にして
一緒に熊を倒して
道に迷って
白雪と松月に逢って
また道に迷って
今にいたる
「まだまだ終わりそうにないわね、コレ」
「? 何言ってんだ? あ、そろそろいいか」
セロシアのつぶやきの意味がよく分からなかったがあまり気にとめずに熊の肉を炭になる前にとって食べてみる
「よし、中まで火通ってるみたいだから食べようぜ」
「そうね はー、お腹減った!」
受け取った熊の肉をほおばる
味付けは全くしていないので何の味もないが食べられないほどではないし、空腹だから特に気にならない。
「そーいえば、お前の親心配してんだろうな」
アルバが急にそんなことを言い出すのでセロシアはビックリして熊の肉を飲み込みそびれそうになった
「・・っぐぅ! ・・はぁ、何いきなり」
「え、イヤだって 女って普通の人間の親は心配するらしいし」
ーなんでオオカミがそんなこと知ってるのよ・・・
「あっ! ちょっとなにすんの!! おばあちゃんにあげようかまよってたのに」
「迷うなっ!! 見舞いのはまた明日になんか探せばいいだろ」
「・・それもそうね 死んだらいろいろめんどうだし」
「そこ嘘でも良いから悲しむとこだろ」
結局お腹が減っていたので熊の肉を食べることになり、先ほどと同じように枝に刺して炎の近くに並べていく
「で、さっきと同じように炭になる、と」
「ならねぇよ!!!」
パチパチッと火の粉がはじける音が響く
ーなんか・・・ おばあちゃんのお見舞い行くだけだったのに壮大な話しになってるなぁ
思い返せば
アルバを仲間にして
一緒に熊を倒して
道に迷って
白雪と松月に逢って
また道に迷って
今にいたる
「まだまだ終わりそうにないわね、コレ」
「? 何言ってんだ? あ、そろそろいいか」
セロシアのつぶやきの意味がよく分からなかったがあまり気にとめずに熊の肉を炭になる前にとって食べてみる
「よし、中まで火通ってるみたいだから食べようぜ」
「そうね はー、お腹減った!」
受け取った熊の肉をほおばる
味付けは全くしていないので何の味もないが食べられないほどではないし、空腹だから特に気にならない。
「そーいえば、お前の親心配してんだろうな」
アルバが急にそんなことを言い出すのでセロシアはビックリして熊の肉を飲み込みそびれそうになった
「・・っぐぅ! ・・はぁ、何いきなり」
「え、イヤだって 女って普通の人間の親は心配するらしいし」
ーなんでオオカミがそんなこと知ってるのよ・・・


