もう1人の彼氏

「俺・・・実は何度も先輩に告ってフラレました。
でも、ずっとずっと諦められずにいました。
・・・だから・・・今日告ってフラレたら、きっぱり諦めようと思います。

…先輩・・・俺、ほんっとーに、入学して初めて見た時からずっと好きでした。年上なのに、年下っぽいところがほっとけなくて、いつも側にいてやりたいと思っていました。
先輩が泣いていたら俺は抱きしめるし、笑っていたら一緒に笑う。
楽しい時も、辛い時も、いつも一緒に過ごしたい。
ほんのちょっとだけど、先輩と過ごせた時間は・・」」

なんかまじめに告られて、ちょっと恥ずかしくなってきた・・

今までの思い出が、次々と蘇ってきて・・・いつの間にか泣いてた。