終わってから、しばらく、タカマサは腕枕をしながら髪の毛を撫でていた。


「絵里香、痛くなかった?
大丈夫?」


「…うん(笑)。
それより、私、本当に処女じゃないからね。
私、入れる時、毎回痛いの。」


「はいはい(笑)分かったよ。」


絶対誤解されてる…!


でもそれはそれでいっかと思った。


タカマサの部屋から夜空が見えた。



あの頃、タカの部屋から見えた星空と同じ夜空なんだろうか…


輝く星空が、とっても綺麗に見えた。



タカに乱暴にされたことも、
冷たくされたことも、
都合のいい女にされたことも、
すべて消えていきそうな気がした。