もう夜中だし、今日は女友達の家に泊まると言って出てきちゃったから今更帰れない。
《タカ…追いかけてきてくれないかな…?》
そんな淡い期待を持ちながら、しばらく駅にいた。
10分待っても、
30分待っても、
1時間待っても………
………タカは追いかけてこなかった。
1人暮らししている高校の親友の所へ行こうと思ったけど、あれほど私を心配してくれて、もう関わらないと約束したのに破ったから、合わす顔がなく、困った。
亀ちゃん…きっと電話したらすぐに飛んできてくれるだろう。
だけど、期待させちゃいけない。
どうしよう……
その時、誰かが声をかけてきた。
「…あれ!?絵里香先輩?」
《タカ…追いかけてきてくれないかな…?》
そんな淡い期待を持ちながら、しばらく駅にいた。
10分待っても、
30分待っても、
1時間待っても………
………タカは追いかけてこなかった。
1人暮らししている高校の親友の所へ行こうと思ったけど、あれほど私を心配してくれて、もう関わらないと約束したのに破ったから、合わす顔がなく、困った。
亀ちゃん…きっと電話したらすぐに飛んできてくれるだろう。
だけど、期待させちゃいけない。
どうしよう……
その時、誰かが声をかけてきた。
「…あれ!?絵里香先輩?」
