街で君の唄を聞いた


「なぁなぁ」

「うん?」

「姉ちゃんちゃんが異世界から来た人?」

「うん。そうだけど何でそれを?」

「兄貴がいってた!そんでどんな人かなーって俺ずっと思ってたんだ!」

「残念な人でごめんね?」

「ううん。姉ちゃん、見た目は男っぽくて格好いいけど、中身は天然でいい人そうだなって思ったし」

「はは…。君の方が天然だよね?そうだきっとそうなんだ。可愛い弟がヴィーノの弟だと思えない」

「む。可愛いっていったな?」

「うん。助けを求める犬みたいで」

「犬って何?」

「すまんもう話し終えようか」

「むー…」





何だコイツ可愛い。

女の子の服着たら、そりゃあもう可愛いでしょうね!


余裕で間違えられるよ。







………こういう考えやめよ。

真面目に変人だと思われる。



ってか、そういう趣味全くもって無いんですけど。
誤解されたらガチで土下座。


アキバ系オタクみたいに、想像だけどフィギアとか持ってないし、持ちたくもない。

そんでもって“ハァハァ”とか言ってんだろ。
考えただけでも気持ち悪いな。


うえ。こんな趣味ガチで無いんだけど。