「今、何時?」


言われて時計を見る。


「5時ちょい前。」


私の答えに、
彼はいきなり体を起こして
私の上に被さってきた。


見下ろされて、

私はその顔を見上げる。


「もう一回。」


言われて、

首筋に口付けられて、

私は抵抗する気を失った。