ある晴れた日 男は歩いていた ふと横を見ると大きな文字で 売却地 と書かれた看板が目に入る 立ち入り禁止の紐の向こう 妙に気になる場所がある それは直径2メートルくらいの 真っ黒な 穴 変な違和感に襲われる 立ち入り禁止の命を無視し 男はその土地の中に足を踏み入れた