「あたし、死のうとしてたんです。」




「・・・」


「母はある人と再婚して、

 あたしにも妹が出来たんです、

 妹は再婚相手の連れ子でした。

 でも、母は再婚して1年

 あたしが8歳の時に

 病気で亡くなりました。

 元々あたしは

 母の再婚相手と、妹とは

 正直言って仲が悪くて

 母が亡くなったと同時に

 捨てられました。

 その後あたしは

 母親の親戚に育ててもらったけど
 
 親戚の人たちにずっと

 いじめられてた。

 まるであたしは、

 家政婦のようでした。

 学校にも行けなかった

 もう、精神的にも

 限界だったんです。

 だからあたしは

 死を選ぼうとしたけど

 やっぱり死ねなかった。

 街中をトボトボ歩いて

 このままいつか死ぬんだって

 公園で寝ている間に死ぬんだって

 思ったけど、あたしには

 無理だった。

 

 その時に、あなたが声を

 かけてくれて

 凄く心が安心した。

 あなたには、感謝してます」