「裕には

 黙ってたけど

 好きな人が出来て

 あたしが告白したら

 OKしてくれてね。

 凄く優しくて

 凄く裕に似てるの

 遅く帰ってきたときも

 ずっとデートしてた。

 でも

 あたしのこと

 利用してた。

 本当は

 あたしの友達が好きで

 あたしを利用して
 
 付き合おうとしてた。

 信じてた。

 でも、

 あたしはやっぱり

 一人なんだよ

 今回も

 結局一人になっちゃったし。

 捨てられたし。

 やっぱり

 こういう運命なのかなって





 あたしには、

 裕しかいないの。


 でも、
 
 いつか裕も目の前から


 いなくなりそうで


 誰を信じたらいいのかなんて


 わかんない」