「女の子は怪我なんて

 強敵やろ-?



 怪我ないか?」



「うん…」




「よかった」





りゅ-と

裕が重なってみえる。



頭を撫でられる

この感じが

そっくりだった。




「資料はこんだる」




「いや、だい…




 「これでどこが大丈夫

  なんですか-!」





(笑)、ありがとう」







「ん



 おいしょ…」




「重いでしょ?」