あっという間に

食べ終わった食器を

片付け

一通り終わったところで

リビングに行くと

眠そうな由里が居った。




「まだ、寝てないん?」



「先に寝ちゃったら


 悪いしなって」



「そんなんええのに」






由里の隣に座って

由里の頭を撫でる。


茶色くて

ふわふわした

短い髪の毛は

触り心地が

よかった。





「学校、行かしたるからな   




 少ししか行けないけど」





「え?」




「まあ、そこそこ

 収入もええしな

 (笑)」